1959-12-24 第33回国会 衆議院 議院運営委員会 第19号
現に共産主義活動の平和攻勢が日に日に深刻に進展して、先般も世界各国を巡遊して参りました諸先輩の話などをお伺いいたしましても、ソビエト労農ロシヤの今日の態度は、世間では雪解けだと称しておるが、それは雪解けにはいかないのだということを各国が考えておることでもあるし、ソビエトの平和攻勢が日本国に対するほど苛烈に行なわれているところは世界の各国にはないということを聞いて、私は思い当たる節々が大いにあるのでございます
現に共産主義活動の平和攻勢が日に日に深刻に進展して、先般も世界各国を巡遊して参りました諸先輩の話などをお伺いいたしましても、ソビエト労農ロシヤの今日の態度は、世間では雪解けだと称しておるが、それは雪解けにはいかないのだということを各国が考えておることでもあるし、ソビエトの平和攻勢が日本国に対するほど苛烈に行なわれているところは世界の各国にはないということを聞いて、私は思い当たる節々が大いにあるのでございます
諸君、日本共産党がソビエト労農ロシアの共産党と関係がないならば別なことだが、そんな共産党というものは、世界には存在ができないのです。従つて、彼らの祖国はソビエト労農ロシアである。(拍手)従つて、ソビエトの農業政策は本質的には農地の国有であり、集団耕作である。全面供出の圧力的、圧迫的な政策である。